フィギュアスケート男子、ソチ代表選考に賛否両論、連盟に問い合わせ相次ぐ・

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ソチオリンピックまで残すところ、1ヶ月となりました。
昨年の12月21日~、熾烈な日本の代表争いが行われました。

日本のフィギュアスケートは黄金時代とも言えるほど世界にアピールできる選手が揃っています。誰がオリンピック行きになってもおかしくない状況でした。

右足に負傷を抱えたまま全日本選手権を迎えた高橋大輔はジャンプが決まらず精彩を欠いた演技で5位に終わりました。
昨シーズン、怪我のため振るわなかった小塚崇彦が、3位につけ、ソチオリンピックの代表の行方が、ますます分からなくなりました。

そこでソチオリンピック代表発表の最後にコールされたのが、高橋の名前でした。
高橋の名前がコールされた瞬間、会場に黄色い歓声が上がり、会場は大盛り上がりとなりました。

小塚の立場はどうなることだろうか、この会場にいた多くの人の神経を疑いたくなります。
フィギュアスケートをスポーツとして観ている人なら歓声など上げず、他選手が発表された時のように拍手だけしたことでしょう。

日本スケート連盟には、この代表選考について問い合わせが相次ぎ、具体的な件数と内容は明らかにされなかったですが、賛否両論の意見だったとの事です。

ソチオリンピックの代表選考で、日本スケート連盟が定めた代表選出方法は以下の3点。
1.1人目は全日本選手権の優勝者。
2.2人目は全日本の2、3位グランプリファイナルの日本人表彰台最上位者を含めて選考。
3.3人目は「2」で漏れた選手と、世界ランク日本人上位3人、ISU公認の今季ベスト日本人上位3人の中から選考を行う。
なお、全日本選手権は参加が前提です。

4年前のバンクーバーオリンピックの代表選考基準は、
1.グランプリファイナル3位以内の日本人最上位者をその時点で内定。原則として全日本選手権への出場が条件。
2.全日本優勝者は原則として選考するものとする。
3.残る派遣枠については全日本3位以内の者、グランプリファイナル進出者、全日本終了時点での世界ランキング日本人上位3人を選考の対象とし、競技会での獲得ポイント、演技内容、世界ランキング等を総合的に比較して選考
なお、過去に世界選手権6位以内に入賞した実績のある選手がシーズン前半にけが等で上記の「3」の選考対象に含まれなかった場合はオリンピック時の状態を見通しつつ、選考の対象に加える事がある。

2つを比べ変わった主な点は、
・グランプリファイナル最上位メダリストが、内定ではなくなったこと。
・総合的、実績、けがなど実力者の救済を意味するような文言が外されたこと。
で、ソチオリンピック代表基準の文面からは全日本選手権の優位性が感じられます。ある程度は実績のある、選手の救済を意図している事も分ります。

今回、高橋が選出された理由には、選考基準の実績と、基準にはない「オリンピック時における怪我の状態」や「精神的主柱としての役割」なども考慮されたとの事です。
そういう部分で、ソチ代表選考に疑問を持つ人が出てきたのではないでしょうか。
高橋が出れば、マスコミ的にも盛り上がる、スポンサーも儲かる、資本的な部分も垣間見れた選考となり、スポーツの核心に迫った選考といえないと言う人もいて当然でしょう。

しかし、選手たちには何の罪もないのも事実です。
選出はとうに終わったのだからこれから出場する選手を応援する、それだけでいいのです。
当の高橋も「崇彦のぶんまで頑張る」と明言しています。
選手を責めるのではなく連盟にケチをつけるべきでしょう。
小塚も引退時期については不透明ですが、今月に行われる四大陸選手権では大いに活躍してほしいものです。・


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