サンドウィッチマン富澤がメディアが伝えない逸話の“東日本大震災体験本”を紹介

サンド宮澤さん

宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけしさんが10日付の自身のブログで震災直後に命をかけて被災地で活動していた人々の体験本を紹介しています。


気仙沼でのロケ中に震災に被災したことでも知られる富澤さんは震災から3年が経つタイミングで『当時最前線を耐え抜いた方々の話は沢山本にもなっています。』と綴り「津波をこえたひまわりさん〜小さな連絡船で大島を救った菅原進〜」と「家族のもとへ、あなたを帰す〜東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明〜」の2冊を紹介しています。

「津波をこえたひまわりさん〜」は気仙沼と大島を行き来する連絡船「ひまわり」を運転していた菅原進さんの体験談で地震当日に津波が押し寄せる中救命胴衣も付けずに運転しただけでなく震災2日後からお金もとらずに運行しました。生まれたばかりの赤ちゃんを抱いた女性を乗せた際には『みんなにお願いがあります。この赤ちゃんを優先して乗せてやるけど、ゆるしてほしいんだ。おれは、えらい人も有名人も、みんな同じに乗ってもらいたい。この赤ちゃんはおれたち大人が守ってやらないとつぶれてしまうほどふにゃふにゃなんだ。特別あつかいさせてくれ。』と乗客らに呼びかけたエピソードなどが語られており富澤さんは『この本は漢字も少なく子供にも読める本です。学校の図書館などに置いてほしい一冊。』としています。

もう一冊の「家族のもとへ、あなたを帰す〜」は膨大な犠牲者が名前を取り戻し家族のもとに帰ることができた裏側に歯科医師たちの活躍があったことを紹介するものです。さまざまな形の犠牲者を一体一体丁寧に歯科所見をとり続け身元を明らかにして家族のもとに帰そうとした歯科医師たちの証言が綴られています。さらに彼らが余震などが続くなか活動できた影には命がけで守ろうとする福島県警の支えがあったことも伝えています。

富澤さんは『これも一部ですがなかなかメディアでは伝えられない。最前線の歯科医師たちの闘いを知ることができます。』と明かし『今後の防災に活かしていくことが亡くなった方達への弔いにもなるのではないでしょうか。』と呼びかけています。


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