生々しい描写が書かれたいじめ漫画に女子が夢中

いじめ いじめ

心をえぐるような言葉・便器に浮かぶ上履き・頭から生ゴミをかけ

るシーンなどが生々しく描かれている漫画「いじめ」シリーズが小

学生女子に人気となっています。

この漫画は隔月刊少女漫画雑誌「

ちゃおデラックス」(小学館)で2005年から連載されている漫画で

作者は五十嵐かおるさんです。
これまでに出版されたコミック10冊・小説10冊は計230万部にもな

りました。
この漫画をよく読む小学4年生女子の多くの人達は、「いつか自分

がいじめに巻き込まれたら…」と教科書的なものとして読んでいる

ようです。
子供達がいじめをまねするという心配があると思いますが、担当編

集者は「そうならないよう、あおらない、えぐいシーンを書き込む

ことはしない、子どもの傷が大きくならないように表現に配慮して

います」と話しており、実際に親からのクレームも全くないそうで

す。また、いじめを経験した読者から「心が楽になった」という手

紙が来ることもあるそうです。
漫画を描いている作者の五十嵐さんは、漫画の内容が重いだけに、

作品を全て描き終えると2~3日寝込む事もあるそうです。連載が始

まった当時、いじめが社会問題としてクローズアップされており、

編集部では、社会問題提起漫画と位置づけ、初めての実験的試みで

した。五十嵐さんも「読者層から考えてもこの雑誌で描く意味は大

きい」と引き受けたと言います。
いじめをテーマにした漫画は、他の雑誌でも幾つかあり、すえのぶ

けいこさんの「ライフ」、ももち麗子さんの「トモダチごっこ」な

どがあります。小学生がよく読む「なかよし」編集部も、読者の体

験談を基にした「本当にあったツライいじめ」シリーズ3冊や、「

涙100万粒のリアル いじめがはじまるとき」と題した単行本を出

版しています。
小学生女子は、高学年から人間関係が複雑になり、友達とのトラブ

ルも増えると言われているので、身近な漫画で学んでいるという事

になると思います。


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